Teteのはじまり
私の息子は二人とも低出生体重児でした。
退院時の体重は2,300g程だったのですが
どんな市販のベビー服を着せても大きく、
首回りからすぐに肩がでてしまい、
風邪を引かせてしまわないかとても心配でした。
ただでさえ初めての育児で不安な中、
ぶかぶかの服を着て泣いている我が子を見て
必要以上に自分に責任を感じたりもしました。
2人目の時は1人目の時の経験もあり、
事前に肌着を準備する事ができたのですが
当時低出生体重児用の肌着は数少なく、
選べる余地はありませんでした。
外縫い縫製であったり、前開きであったり、
日本ならでわの細やかなこだわりのある肌着が欲しい!
そう思い、市販ではあまり売られていない40cmサイズの肌着作りをはじめました。
全てのお洋服は1点1点心を込めて手作りしています。
小さいサイズのお洋服を必要としている方々が
普段のお買い物のように,
小さいサイズのお洋服は決して特別なものではなくて
たくさんの種類の中から気軽にお好みのお洋服を選ぶことができる社会になればいいなと
思っています。
出産後は何かと不安も有りますが、
Teteの肌着を通して
笑顔の輪が広がる事を願っています。